ニホンtoセカイ

豪米と留学して結局日本で米大学の授業を取って苦戦中の人のブログ。

次世代リーダー育成道場ってなんだ?実際に元次世代リーダー育成道場生に聞いた合格する方法とプログラム内容

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どうも、おちゃずけです。今回は東京都教育委員会が行っている留学支援プログラムについて紹介します。僕はこのプログラムを使って運良く留学することができました。 f:id:Nick_Burns:20190401232654p:plain

はじめに : 次世代リーダー育成道場とは?

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次世代リーダー育成道場とは、日本における優秀な青少年を育成する場で、グローバルで優秀な人材の育成が目的とされています。東京都から高校生を募り、合格すると奨学金をもらい約1年間の留学が出来ます。

奨学金だけじゃない!次世代リーダー育成道場の魅力

次世代リーダー育成道場は東京都教育委員会が主催する留学プログラムです。なので他の期間の留学プログラムとは少しことなります。

なんと予算は4億円以上!?

東京都はこのプログラムに4億円以上の予算を用意しています。これは東京都がどれだけこのプログラムに力をいれ、期待しているかが想像ができます。200人都内の高校生が集められるので単純に計算しても一人200万以上の金額がかかっています。

ただ留学するだけじゃない!?人間的にも大きく成長!?

次世代リーダー育成道場の特徴はその留学事前研修にあります。留学に行く半年前から、ほぼ毎週日曜日に研修と呼ばれるものがあります。用は留学への準備も東京都が手伝ってくれるのです。研修は留学中にもあり、ちょっとした研修旅行にも行きます。研修内容は下のほうで説明します。

仲間が出来る

このプログラムでたくさんの仲間が出来るのもこのプログラムの特徴です。世界に興味をもった友達を研修を通して作ることができます。

めちゃくちゃ豪華!?次世代リーダー育成道場の事前研修

研修ですることは主に以下の通りです。

日本の歴史学習

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日本の歴史(近代史)を学び、日本についての知識を深めます。講義の後には意見を発表し合います。2時間くらい続きますが全4回で終了です。ワークショップの様なものもあり、着物の着方や折り紙の折り方など、日本古来の歴史文化を学びます

英語研修

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英語学習はネイティブ講師を交えて5人のグループで日常会話や意見を英語で言う練習をします。2時間以上あり、途中で休憩が入ります。ネイティブ講師の授業を無料で受けられるというのはかなりすごいことです。

ゼミ

留学中に作成する研究の準備をします。テーマは『日本と海外の教育の違いや』『留学先のスポーツ医療』『留学先の文化』についてなど様々です。結構念入りに準備を留学前にします。

歴史散歩

出典: www.tokyo-jisedai.com 出典: www.tokyo-jisedai.com[/caption]

これは都内の歴史スポットを散歩するというもので実際に外に出て、皇居や都内の城などを見学します。歴史散歩だけではなく、歌舞伎や能を見学しにも行きます

日本の技術研究

日本の最新技術を学ぶというもので、研究所や工場に実際に行き、見学し、講義を聞き日本の最新の技術を学びます。

以上が研修の内容です。かなり豪華です。ネイティブ講師の英会話や研究所見学、さらには歌舞伎や、能の鑑賞までも東京との予算で行われるのです。用は部無!能や歌舞伎は最低でも5000円近くはかかります、グループ英会話も実際にはとても高いので、かなりお得です。(都民の税金で支えられているので、それを忘れずに!)

バス旅行?

留学中も研修があり留学先でもいろいろと学ぶことだできる。TAKEさんの時は次世代リーダー育成道場がバス旅行(研修を)用意してくれて、留学先でみんなで集まり、バスで5日間旅行をしたという。同じ部屋に泊まり、食事をし、学んだことは一生の思い出になったとTAKEさんは語ってくれた。

次世代リーダー応募から合格まで

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応募資格は公式サイトに記載されていますが、簡単に言うと、まじめで成績が良いというのが条件です。なので、成績が良かったり、委員会、生徒かいや地域のボランティアなど参加している人は自然と合格しやすくなります

次世代リーダー育成道場に応募したいと担任の教員に申し出ると募集用紙をもらえます。そこに、自己紹介自己アピールを記入します。提出すると、次世代リーダー育成道場の面接選考に参加することができ、後日合否が決定します。

合格は学校を通して伝えられ、後日次世代リーダー育成道場入学式に出席して、そこから研修が始まります

ここで!

自分で自分をインタビュー

僕は応募時の成績は平均3.8(5段階中)、もう一人学校から応募者がいて彼の成績は4.4。しかし結果は僕が合格し、もう一人は不合格となりました。自分に逆転勝利する方法を聞いてみた!

1.成績よりも意欲で勝負!

まず、自己アピール、記入欄には一杯に書きましょう。まずは自分を精一杯アピールしましょう。次世代リーダー育成道場の選考委員の人は学力が良くて自信がない人より学力は劣るが自信がある人を選びます。ちなみにTAKEさんは自己アピール(小論文)の欄の最後に『僕を選んでくれたら後悔はさせません』とアニメの台詞の様な文章を実際に書いたそうです。これは選考委員も『こいつは他の生徒と違うな』と思ったことでしょう。

2.面接では自信を持てしゃべれ!

選考には面接があり、さまざまな質問を聞かれます。その時に、まず自信をもって喋ることが大切です。もう一つは自分で話を展開するとういことです。質問をされたら答えと一緒に聞かれる前から理由を説明し積極性をアピールしましょう!

以上2つです。これだけ?と思う人はいるかもしれませんが、次世代リーダー育成道場の選考は生徒のやる気と情熱をかっています。なので、どれだけ留学にいきたい気持ちと理由を伝えられるかによって合否が決定すると言っても過言ではないのです。

以上が次世代リーダー育成道場についてです。

自分へのインタビュー

質問1 次世代リーダー育成道場に合格してよかった?

良かったです。他の応募者もいて自分より成績がよかったので合格したかはとても不安でしたが、合格できてよかったです。逆に自分のすべてをぶつけてやろうという気持ちで面接に望めたのでよかったと思います。倍率は公式には発表されなていないのですが、僕のときは応募200人に対して応募者は350人でした。1,5倍ですね。しかし前の年は応募者が600人近くいたそうです。

次世代リーダー育成道場で新しいなかまができし、留学ととても楽しかったので本当に次世代リーダー育成道場には感謝しています。次世代リーダー育成道場には都民の税金がたくさん使われています。合格したら責任をもち一生懸命次世代リーダー育成道場で自分を磨いてください!

質問2 事前研修は役に立った?

はい、役に立ちました。自分ではいかなさそうな、歌舞伎や能をみたことがいい経験でした。日本の文化は奥が深く。自分の世界が少し広がった様に感じました。ネイティブ講師の英会話が結構留学先で役に立ちました。日本の歴史については留学先では話すことはなかったのですが、留学にいくなら絶対に知っておいた方がいいです。留学先の歴史と日本の歴史を比べて見えてくるものもあります。

質問3 次世代リーダー育成道場の仲間との交流は続いてる?

次世代リーダー育成道場でできた友達との交流は続いています。悩みを話したり、特に大学のことなどを同じ留学したということで相談し合ったりしたいます。たまにご飯に行ったり遊びにいったりもします。

質問を受け付けています!

以上ありがとうございました。ということでインタビュー含めて次世代リーダー育成道場についてでした。もしなにか質問があれば下のコメント欄で受け付けています。