グローバルスタディー米国大学スカーラーシップについて説明-なぜこんな大きな額の奨学金がもらえるのか
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どうもおちゃずけです。僕はアメリカの大学に留学している日本人です。
今回はネットでもなかなか情報がない米国大学スカーラシップおよびグローバルスタディーさんについて事実と個人的な見解を述べていきます。
実際に僕はこのプログラムを使って留学しています。僕の大学にもこのプログラムで来た日本人留学生が10人以上います。
まず、グローバルスタディーさんが提供している米国大学スカーラーシップは詐欺ではありません!
しかし、ちょっと気をつけた方が良い点がいくつかあるので説明します。
※しかし、個人的にはこれはグレーゾーンな印象を持ちました。
本当に総額(授業料+食費+寮費)50%以上の奨学金がもらえるの?
はい、もらえます。
僕の場合は.....
- 授業料250万円
- 寮費+食費80万円
- その他(教科書や保険などなど)25万円
合計330万円←その他の費用は除きます。
くらいかかるのですが、奨学金がだいたい170万円ちかくでています。なのでだいたい51%の奨学金がでています。これは事実なので詐欺ではありません。
教育の質が悪い!?
そんなことはありません。確かに一流大学と比べると差はあるかもしれませんが、こういう大学にだってちゃんとアメリカ人も勉強しています。アメリカで就職することだって不可能ではありません。
グローバルスタディーの好きではないところ
事前英語研修
グローバルスタディーでは留学にいくにはIELTS6.5またはTOEFL79を取らなければいけません。
もし期日までに点数を取ることが出来ない場合には事前英語研修を受けなければいけません。
英語研修といってもグローバルスタディーからオリジナルの教科書を購入させられ、それを終了するだけです。←これがなんとだいたい34万円くらいww
オリジナル教材なのかわからないですが、あまりうまく出来た教材とは言えません。この教材を終えても、アメリカの大学の一年生になれるとは限りません。学校によってそれとは別にTOEFLの基準があるので結局TOEFL79点をとることが近道で安上がりなのです。
これは、ちょっと明らかに高すぎです。僕なら30万あったらフィリピンでTOEFL対策の留学をします。
プログラム申請料がなんと50万円近く
奨学金のオファーをもらうには自分の成績などをグローバルスタディーさんを通してアメリカの大学に送ってもらう必要があります。まあそういう手間を含めた料金ということで50万円をプログラム料として支払う必要があります。
英語も規定の点数を取れないとすると80万円以上を留学留守前に支払わなければならないのです。←高すぎw
ここまでは単純な事実ですが、ここからは僕ニックの個人的にこの奨学金のシステムにツッコミたいポイントです。
寮費と食費が高い
僕の寮は小さい部屋に二人のルームシェア水道はなくトイレやシャワーは同じ廊下の部屋の人で共同で使います。8ヶ月の寮の料金と食事(朝昼夜)で80万は高すぎる...。
カフェテリアの食事はまずくはないですが、料金には絶対に見合っていません。鮮度が少し落ちたものを買っていたりします。
寮に住んでいないと奨学金がでない
ここがポイントです。本当は寮なんてあんまり高くはないのですが、結構な額をとっているのでそれをどっか家をかりて引っ越しされちゃうと大学は辛いっていう話です。
しかし、聞いてみたところ実際は家を借りて住むことは可能ですが、それでも寮費は払わなくてはいけないというかなりむちゃくちゃなルールです笑
留学生が一番料金払ってる
たくさん奨学金をもらうと額面上ではみんな思ってしまいますが(僕もそうでした)実際に聞いてみたところ留学生でもスポーツをして奨学金をもらっている人は僕が払っている2分の1の料金です。(年間授業料+寮費+食費で100万円程度)。
だいたいリストに載っている田舎の大学には奨学金をもらっているからアメリカ人が来ているだけでわざわざ田舎の大学に来ている人は地元で育ったアメリカ人です。
彼らのほとんどはIn-State fee(その州の住民票を持っている人の料金)を払っています。大学にはよりますがIn-State feeはめちゃくちゃ安いです。
奨学金の額が人によってちょっとバラバラ
僕が通っている大学の日本人留学生に聞いたのですが、奨学金の額は同じ時期に全く同じ条件で来た人のなかでも少しばらつきがありました。←年間で10万近く差が開くことも...。
グローバルスタディーさんと大学に問い合わせても両者もちぐはぐでよくわからないの一点張り。それはこの奨学金がIDEAからでているので両者ともなんでさがあるのかはよくわかってないそうです。
別にこれと行って問題はないのですが、プログラム料を払っているのでそこはちょっと明確にして欲しいとは個人的には思っています。
お金がないけど留学をしたい人へ
アメリカの大学って結構自由でいつやめてもいつ入っても基本的にはOKです。4年間いく必要はありません。日本の大学で二年間勉強してから単位の移行の申請をすることもできます。(全ての単位が移行可能とはかぎりません)
休学留学
大学を1年休学してからいくこともできます。そういった生徒を受け入れている大学もあり1年でもアメリカの生活や文化を知ることはためになると思います。
語学留学
語学留学も1つの方法です。留学生同士で一緒にいる事が多くなると思いますが、近くで行われている地域のイベントやアメリカ人と触れ合う場所は勇気を振り絞ればたくさんあります。アメリカ人はフレンドリーなのでちょっと話しかけた程度では変な人と思われる事はないので大丈夫です。
旅行
日本人はアメリカにはビザなしで3ヶ月ステイする事ができます。旅行中に大学のカフェテリアに行ってアメリカ人の友達を作ってもいいんです。(基本的に大学のカフェテリアは一般人でも入る事ができます。
安い大学は探せばある!
あと州立大学であれば学費がだいたい年間70万円くらいで条件が良い大学もあります。留学生を受け入れている大学もあり、米国大学スカーラシップなしでも同等の値段もしくは安く留学する事も可能です。
最後に。
アメリカ留学を夢見た人はその費用の高さに絶望したことがあるかもしれませんが工夫次第では年間150万円以上に抑える事も可能です。グローバルスタディーの米国大学スカーラシップに申し込む前にもう一度大学や進学プランを考える事をおすすすめします。
個人的には学校の雰囲気もあまり好きではないのでちょっとこのプログラムを疑問に思っているのかもしれません。