【ホストファミリービジネス!?】4回ホームステイした僕が紹介するホストファミリーの3つのタイプと体験談
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どうも、おちゃずけです。今回はホームステイについて体験談を交えながらちょっと書いていこうと思います。まず、僕はこれまで3回ホームステイを経験しています。一回目はブリスベンで3週間ちょい高校1年生の夏休み、2回目はアデレードで8ヶ月と2ヶ月です。 ※これは2015年と2013年のお話です。これはあくまでも僕が体験した個人的な話なのですべてが当てはまるとは限りません。
ステイ先の家族の種類
ホームステイと言って普通の人が思い浮かぶのか家族との密接なかかわりや現地の文化または食文化体験でしょう。しかしホームステイ先の家族にはさまざまな種類があり思い浮かぶようなホームステイ体験ができないのも事実です。
1.文化交流型家族
あ、これから出てくる名前は僕が勝手につけてます(笑) このタイプの家族は異文化交流を主な目的としています。ある程度裕福で余裕があり異文化交流が子供、もしくは自分のためになると考えてホストファミリーになった家庭です。
こういった家庭は金銭的に余裕もあり週末一緒に過ごしたりや長期休みなどで旅行に行ったりとかなり家族との親密な交流が取れると思います。
これこそ理想のホストファミリーですよね。子供がいることも多く同じ学校に行ったり一緒に遊んだりできホストファミリーも異文化交流が子供にとっていい経験になると信じている人が多いです。
僕は高校三年生の時の交換留学ではこんな感じの家族だったのですが一緒にスポーツチームに参加したり旅行したりと家族の一員になりました。家の手伝いなどしてオーストラリア式の家事や文化などをたくさん学ぶことができました。
しかし、家族の一員になるということはその家族の生活の仕方に従うというわけで、僕の友達の家はシャワーが2日に一回でした...。(オーストラリアは水少ないから...)そのホストファミリーは馬を飼っていたので乗馬し放題だったそうです(笑)
理想のホストファミリーですね。しかし、このタイプのホストファミリーや政府や学校の交換留学プログラムに参加している場合がとても多いので語学学校や私費留学では巡り合える可能性は減ると思います。
2.ビジネス型家族
名前の通りこのタイプのホストファミリーの目的は主に異文化交流ではなく金銭目的です。こういうと悪く聞こえがちですが全くそんあことはありません。あまり金銭的に余裕がなく部屋を貸し食事を提供することでホストファミリービジネスをしています。
こういったホストファミリーの場合自分以外にも留学生を受け入れている場合が多く中にはシェアルームになる場合もあります。
ホストファミリーとの触れ合いはあまり多くなく基本的には平日は仕事に出ていたりする場合が多いです。
なので現地の家庭での生活はすべては体験できませんが、ほかの留学生がいる場合が多いのでいろんな国の人と交流したり友達を作ることができます。
基本的にこのビジネス型家族は私費留学や特に語学学校への留学で多いです。
一番最初は高校1年生の時オーストラリアのブリスベンで短期の語学留学をした際にホームステイをしました。一つ屋根の下に5人も留学生がいてロシア、スイス、中国、日本と様々な国籍の人が集まり一緒に夜に買い物に行ったりリビングで宿題をしたりと多国籍家族みたいな感じでした。相手がネイティブではないのでお互への理解度がかなり高いです。とても話しやすくてストレスフリーでしたがホストファミリーはシングルマザーで基本的には仕事で家にはいませんでした。
3.老後満喫家族
これは老後、退職後に自分の子供たちが家元を離れ二人きりになった老夫婦が留学生を受け入れるタイプです。
基本的には金銭的には余裕がありどちらかというと異文化交流やボランティアでやっている場合が多いです。ホストファミリーが退職している場合かなり時間があるので多くの時間を一緒に過ごすことができます。現地の文化を知ったり、語学スキル上達にかなり有利です。
しかし、中期、長期の旅行やあまりアグレッシブなことは一緒にはできません。
このタイプは語学学校や学校の留学プログラムで見つけることができると思いますが、語学学校は100%利益の追求なのでどちらかというとビジネス型家族が多い傾向にあると思います。
僕がオーストラリアであった高校の友達のホストファミリーは老夫婦(いっても60代)でした。ボランティアでやっていてなんと無償で留学生を受け入れていました。遊びに行った際には僕の分もご飯を作ってくれたし停めてくれたりしてめちゃくちゃいい人でした。
友達はフランス人でフランスには結構こういうプログラムがあると聞きましたが日本ではボランティアでホストファミリーを探したりはほとんどありませんよね。うらやましい。
まとめ
ホストファミリーのタイプはほとんどは留学の種類(学校のプログラム、私費留学、語学学校への留学)で決まってしまうので選ぶ自由は少ないですが要望そしてはペットの有無、子供の有無などリクエストは出せるのでできる限り理想の条件を提示したほうがいいです。ここに妥協はいりません。すべての要望がかなうわけではないのでできるだけリクエストしましょう。
僕のホームステイ体験談
僕のホームステイの様子を説明します。ちょっとラフにいきますね(笑)
語学留学(ブリスベン)
1度目はオーストラリアのブリスベンです。オーストラリア第三の都市と呼ばれなかなか過ごしやすい場所でした。
これは1ヶ月くらいの旅行でした。家は一戸建てで他にもハウスメイトが6人くらいいました。結構多い...ってか多すぎ!ホストマザーはシングルマザーでほとんど家にはいませんでした。なのでホームステイというよりシャアハウス。
中国、ロシア、日本、エクアドル、スイス(ルームメイト)と僕が一つ屋根の下に暮らしていました。
ホストマザーは選択やハウスクリーニングの手配などをしてくれました。夜帰ってきて疲れてすぐ部屋に行ってしまうのであまり交流はなかったです。
ホストマザーは毎日夜ご飯は作ってくれました。しかし、お世辞にもあまり美味しいとは言えず.... これはソーセージです。味付けは薄くてよくわからなかったです笑。いったい何味だったんだ笑
基本的に朝は家にあるシリアルやトーストを食べて昼ご飯は外で食べていました。(結構サブウェイ食べてた。) これで600円くらい...安い!
早速買い物へ
家にあるシリアルがあんまり美味しくなかったので....適当に食べ物を買いにいきました。といってもお菓子ばっかりです....笑
部屋はまあまあ満足
部屋は2人でシャアしていました。実際ほどんど部屋にはいなかったので、あんまり広さとかはどうでも良かったです。こんな感じのベットが部屋の反対側にもう一つあります。広さは6帖くらいでした。(散らかっててすいません) 実際はほとんどリビングで過ごした
夕食後はぐだぐだ
部屋は広くないし特にすることもないので、夕食が終わってほとんどはハウスメイトと喋っていました。 こんな感じにまあぐだぐだ喋ったり、夕食後はゆっくり過ごしていました。ホストマザーがいなくてもこうやって友達のように話せるハウスメイトがいたので退屈しませんでした。一緒にスーパーに買い物に行ったり一緒にどっかに行ったりもしました。
ちょっとまとめると...
- 洗濯・ご飯はホストマザーがしてくれる
- 朝・昼食は自分で
- 部屋は2人
- 基本的に門限とかなし
- ハウスメイトが多い
- たのしい
です。
交換留学1件目(アデレード)
実際は東京都のプログラムなのですがほとんどが好感龍が宇野プログラムと同じです。留学をするためにアデレードに行きそこで2回ホームステイ先を変えました。というより変わってしまったって言った方がいいのかもしれません。
最初のホームステイをしたところはど田舎の学校。特に選んだとかではないけど田舎の学校に行ってしまった。(プログラムで英語のテストで場所やファミリーを振り分けられました。)
ホームステイ先に着くや否や僕は驚愕しました。家がでかい!!
日本でこの大きさの家を見ることはそうそうないだろう(特に東京では..)普通の家が2つくっついたくらいの大きさをしていていたし、それとガレージが3つ!車とボートをしまうガレージと、仕事用具をしまうガレージ(農業のトラックなど)が2つありました。敷地も農業をやっているだけあって広い...
とても乾燥していて緑というよりも砂漠ですが、家の前の芝生だけには水をあげていました。周りは乾燥しているのここだけ緑に輝いてすごい不自然に感じたのを覚えています。笑
ここではたまに農業を手伝ったり、車を使って羊を追ったりと、ちょうど田舎生活を満喫しました。しかし、周りに何もなく友達の家も遠かったので結構つまんなかったです笑。東京育ちの僕には結構辛い時期になってしまいました。
しかし、たまにホストマザーが僕に強く当たることがあり「手伝ってきなさいよ」みたいな感じの時もあり僕の作業が中断されてしまうこともありました。それと学校までスクールバスで通っていたので放課後はすぐにバスに乗らなければいけないということで放課後は毎日すぐに帰宅していました。友達と遊べないのがつらい。
田舎で学校が遠いので放課後のアクティビティは基本できませんでした。
交換留学2件目(アデレード)
一件目が当初約束していた期間の僕の受け入れが難しくなったらしくホストマザーの妹の家に引っ越し。場所的にはそれほど遠くなかったのですが更なる田舎へと引っ越しました。
家族構成は父親、母親と兄弟三人(男23女18女15)でした。田舎には変わりはないので生活のリズムはほとんどはかわりませんでしたがこっちの家族のほうがオープンな感じでいろんな場所へ連れてってくれたり僕のことを考えて時間を割いてくれている感じはありました。
ホストマザーとファザーも当たりはやさしくて受け入れてくれている感が前のホストファミリーより強かったです。 一緒に10日間のドライブ旅行をしたりアデレードの中心街に週末泊りに連れてってくれたりとかなり感謝しています。
交換留学3件目(アデレード)
交通の便など利便性、学校の規模などもありどうしても学校を変えたかった僕は留学プログラム担当に頭を下げて手紙まで書いて学校を変えてもらうことにアデレードでも中心が(今までは200キロ以上離れていました)に引っ越しました。
ホストファミリーの構成はシングルマザーと子供(男の子10歳女の子3歳)でした。学校から家までの距離はかなり近くてアデレードの中心地からもトラムとバスを使って40分くらいでした。←これかなり近い。
立地条件もあり僕は自由を手に入れました。車がなくても一人でどこでも行ける! 放課後は今までは友達と遊ぶということは帰りのスクールバスに乗らなければいけないので不可能でしたが今は徒歩通学なので放課後友達とビーチに行ったりと個人的にはかなり充実していました。
最後に
僕が痛感したのは重要なのはホストファミリーの家族構成だけではなく立地。僕の場合は学校もかなり田舎だったのでまずはそこからですね。
田舎学校は僕には合いませんでした。「いやホストファミリーと過ごす時間が増えていいじゃん」と思う方もいると思いますが、ホストファミリーも仕事がありやらなきゃいけないことがたくさんあるので僕を中心に彼らの生活がまわっているわけじゃありません。
僕の場合は結構一人もしくはホストシスターと宿題をやっている場合がほとんどでした。
個人的には短期の留学ではあまり気にする必要はありませんが長期の留学では学校やホストファミリーの立地が大事です。
都会のほうが多くイベントがあり人と出会う場所も宅あります。とくにオーストラリアは多文化社会と言われていますがそれも実際にはほとんどが都会での場合の話です。
目的や好きなタイプにもよりますがホストファミリーは簡単に何回も変えられるわけではないのでしっかり考えたうえで選択(そもそも選択権があればw)しましょう。