ニホンtoセカイ

豪米と留学して結局日本で米大学の授業を取って苦戦中の人のブログ。

【ブログ】アメリカの無料オンライン大学University of the Peopleに入ってみた

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アメリカはいろんな意味で進んでる。特にテクノロジーに対する人々や社会の対応が日本よりも断然早い!(気がする)

 

今日は文明の利器とテクノロジーがもたらした新しい教育の形"オンライン大学"のUniversity of the Peopleについて書いていきます。

University of The Peopleとは

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University of the Peopleとはアメリカの無料のオンライン大学です。日本では”通信”と呼ばれている種類の大学で、実際に大学に行かなくてもパソコン上で大学の授業を受けることができる大学です。

 

 僕はこのUniversity of The Peopleに入って現在2学期目です!追記一年たって5学期目です(2020年1月現在)

University of the People の特徴

他に類を見ないと言っても過言ではないこの大学の特徴を紹介していきます。

学費が安い

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非営利大学なので基本的に利益を追求していない大学です。大学卒業までにかかるお金はテストの手数料と登録手数料だけです。4年制大学(学士)だと4年間でかかる金額は約4000ドル(45万)くらいです。

 

教科書も無料なのでかなり費用が抑えられます。アメリカの大学の教科書はほんとに高いので助かります。

ちゃんとした大学(認可済み)

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アメリカでは大学の単位を認定する第三者機関があります。その機関に単位が認定されていないと最悪の場合履歴書に書いても”この大学は認可されていから高卒扱いね”と言われ就職で不利になったり、大学院に行けなくなったりします。

 

University of the Peopleはしっかりと認可されているのでここで学士を取り大学院に進むこともできますしオンライン大学だからといって普通の大学の学位と変わりません。

学期と単位

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University of  The Peopleは年に5学期あり1クラスから3クラスを取ることができます。(GPA3.0以上は3クラス)

 

2か月×5学期という構成になっています。さらに好きな時に学期休みを取ることができます。なのでこの学期は単位を取らず2か月休みを取ることもできます。

錚々たるスポンサー

University of The Peopleは非営利の大学なのでスポンサーからの資金で成り立っています。

  • Google
  • Ford
  • Microsoft
  • Western Union

などから資金提供。さらにアメリカの様々な有名大学から教科書や学習教材なの提供を受けています。

様々なプログラム(学士、修士)

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専攻(学士)は今現在(2019年)、経営学(Business Administration)、理工学(Computer Science)、健康科学(Health Science)の3つがあります。

 

修士号のプログラムもあり現在ではMBAと健康学の修士号のプログラムが提供されています。

大学生活の流れ

まずオンライン大学なので入学式などはありません。最初はオリエンテーションのクラスを取らされその後、自分の専攻や必修の授業を取ります。

 

授業は一週間分の宿題が出てそれを期日までにやるというのを8週間繰り返します。そうすると期末テストがありそれが終わるとだいたい一週間くらいで次の学期になります。

 

アメリカの大学と同じで入ってからも専攻を変えることができます。僕は前の大学のマーケティングから経営学へと専攻を変えました。

 

パソコンは基本何を使ってもいいです。Officeもキングソフトの代用で大丈夫です。

追記:大学が無償でOfficeを提供し始めました!さ、流石過ぎる。

 

自分はバイトをしながらこの大学通っています。需要があったら一日の流れや一週間のスケジュールなどについても書いていこうと思います。

 

ここで僕が考えた最強留学

1.格安実質2年留学

アメリカではトランスファー(編入)をすることができます。僕もアメリカの大学からこの大学にトランスファーしました。トランスファーでは大学で取得した単位を引き継いで”続きから”新しい大学で勉強できるというものです。

 

University of The Peopleで2年の単位を取得して残りの2年をアメリカの大学へ編入して勉強します

 

そうすれば学費は実質4年留学の半分。さらに卒業大学名はアメリカの編入先の大学になります。最初の2年でオンラインで単位を取りつつバイトでアメリカ留学の費用をためて留学と費用稼ぎを同時進行させるという最強技です。

2.留学失敗した人。

留学してアメリカの大学にちょっと違和感を感じた人(これ僕です)には道は残されてない。と思われがちです。知り合いでもアメリカの大学を途中で中退して日本に帰ってきて”高卒”として働いている友達がいます。

 

けど2年勉強したのは紛れもない事実。それがなんか全部なかったみたいになってて悔しいです。しかしUniversity of the Peopleでは費用をほとんどかけずに”アメリカ大学学士号”を取ることができます。

3.アメリカの大学の授業に不安を持ってる人

アメリカの大学に挑戦してみたいけど時間やお金、さらに勉強についていけるかわからないという人はUniversity of the Poepleに入学することをおすすめします。ここで授業についていければ普通のアメリカの大学の授業には普通についていくことができると思います。

4.さらに高みを目指す人

University of the Peopleには今大学に通っている現役大学生でも入学することができます。大学院へ行きながらこの大学に通っている人もいます。

 

University of the Peopleは取る単位の数を自分で調節できるので自分の今のペースに合わせて授業を取ることができます。

 

 追記:しかしUoPeopleの勉強は結構ハードなので覚悟が必要です。

 

以上でUniversity of The people入ってみたでした。海外の大学ってわからないことだらけですよね。質問があれば全然答えるのでコメントに書いてください!

 

 

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