ニホンtoセカイ

豪米と留学して結局日本で米大学の授業を取って苦戦中の人のブログ。

オーストラリアのデンジャラスな生物をまとめて紹介!オーストラリアのユニークな生き物(超危険)(白目)

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面積は約769万2,024平方キロメートルで日本の約20倍を誇る巨大な国(大陸)オーストラリアの奇妙な生態系の紹介です。

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オーストラリアと言えば何と言ってもカンガルーとコアラですね。しかしそれだけではありません。長い間外界と切り離されてきたこの巨大な大陸では独自の生態系が形成されていました。

ブルドックあり

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オーストラリア北部一帯の乾燥地帯を中心に生息。3センチから個体によっては4センチを超すものも存在する大型のアリ。ブルドッグアリの毒は昆虫の中でもかなり強い毒の一つに数えられ、人間でもアナフィラキシーショックで命を落とす場合がある。

毒蛇(ナイリクタイパンなど)

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オーストラリア中東部に生息し、1回に出す毒の量は最高110mgと、12万5千匹のネズミを殺す威力があり地球上の蛇で最も強力。オーストラリアには、世界に生息する毒ヘビのうち、毒性が強い上位25種類のうち20種が生息。またトップ10も全て生息している。

シドニージョウグモ

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体調は10㎝ほどで、シドニーとその周辺の地域に生息。世界中の毒グモの中でも最も危険な毒を持つ種類の1種。咬まれると、激しい吐き気に見舞われて胃液までも吐き出し、体全体の体液(涙・涎・汗)が流れ出し痙攣状態に陥る。このクモは民家に侵入することも多く、鞄や靴の中、ポケットの中に入り込んでいて噛まれてしまったという事例も多い。

ギンピーギンピー

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オーストラリア北東部に分布するイラクサ科の草本。全体が神経毒を有する微小なトゲに覆われているのが特徴。触ると酸をかけられような焼ける痛みが、数ヶ月~2年に渡り続き、あまりの痛さに耐え切れず銃で自殺した例もあるほど。これは、毒針がグラスファイバーのように細かく鋭いため抜くことは不可能で、長期間に渡り毒を体内に放出し続けるため。

アンボイナガイ

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イモガイの一種で、大型個体は殻高13cmを超えイモガイ類の中でも大型種。太平洋の熱帯海域に広く分布。毒腺が付いた銛(もり)状の歯舌があり、陸海空のあらゆる生物の中で最強の毒とされ、1個体に含まれる毒はおよそ人間30人分の致死量に相当。血清がないため、応急処置をしないと20分ほどでめまい、歩行困難、血圧低下、呼吸困難等が現れ、重篤な場合は数時間で死に至る。

オニダルマオコゼ

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オーストラリア周辺海域など暖かい海の、サンゴ礁域の砂地や岩礁、水深50cm程度の浅瀬に広く生息。刺されると激痛、しびれや麻痺、意識障害などが起き、最悪の場合は死亡する。岩に擬態しているため、うっかり踏んだり触り刺されるケースが多い。

イルカンジクラゲ

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オーストラリア北部近海に生息する、傘の大きさ1センチ、触手の長さ数十センチとかなり小型なクラゲ。刺されると背中・胸の激痛、急激な血圧上昇、男性では持続的な勃起などの症状が起こり、最悪死亡することもある。その小さな体から視認することはほぼ不可能なため、「インビジブル・サイレント・キラー」と呼ばれている。

キロネックス

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オーストラリア西方近海に生息する、傘高は30-50cm、最多で15本ずつ伸びる触手は最長4.5mに達する大型のクラゲ。地球上で最も強い毒性を持つクラゲで、刺されると耐え難い激痛・刺傷箇所の壊死・心停止等の症状が現れ1~10分程で死に至る。解毒剤は開発されているが、あまりに毒性が強いため解毒剤を打つ前に手遅れになることも多く、1884年以降少なくとも5,567人が犠牲になった記録もある。

 

オーストラリアの超ユニークな生態系でした。全部危険なのばっかです。オーストラリアに行く時には十分注意してください。というか死ぬので慎重に。